グリナって効くの……?

 

睡眠用サプリとして一、二を争うくらいに有名な味の素のグリナ。
テレビコマーシャルも放送されていますから、
興味がある方もいるのではないでしょうか。

 

眠りに関する悩みがあると、四六時中すっきりしませんよね。
これで熟睡できるなら……と
買ってみようかと考えている人もいると思います。

 

ですが、効かないのであれば買いたくはありませんよね。

 

今回は「グリナは効くのか?」ということに関して、口コミを見つつ考えていきましょう。

 

 

グリナの口コミを紹介

 

効いたという内容の口コミ

 

 

睡眠の悩みは別にありませんでしたが、試してみて驚きました。
飲んだ翌日、かなりすっきり目が覚めたんです!
日曜日の夜など、翌日からのスタートダッシュを気持ちよく切りたいときなどには、必ずグリナのお世話になっています。

 

これまでは、平均して夜中に3回は目を覚ましていましたが、グリナのおかげで少なくとも5時間は目が覚めなくなりました。ときどき調子が悪い日はありますが、トータルで見ればかなり改善しました。
ただ、個人的には日中適度に身体を動かして、少し疲れておかないと効果が出にくいと感じます。昼間ゴロゴロしていては、グリナを飲んでもあまり効かないと思います。
それから、これを摂取してから寝ると筋肉痛も取れやすいです。また、添加物やスクラロースが配合されている市販のものより、安全性も高そう。ただ、もう少し細かく成分表示をしてほしいので、☆4評価です。石油からでもグリシンは生み出せるわけですから、グリナについても少し不安です。

 

効かなかったという内容の口コミ

 

 

就職活動などのストレスで心身ともにぐったりして、ずっと熟睡できていなかったので、
何とかしたくて飲んでみましたが、僕には効きませんでした。
アミノ酸の一種であるグリシンが活躍してくれると聞いていましたが、僕はグリシンの力を実感できませんでした。
この手のサプリを使ったのは初めてなので、多くを望み過ぎていたのかもしれません。
もう購入はしません。

 

不眠症が継続していた頃にグリナを含めて様々なサプリを使っていました。
まず、トライアルの6本セットを買ってから、通常のものを注文しました。
あの味の素の商品ですから信用していたのですが、特に効き目はありませんでした。
「不眠症だと交感神経が副交感神経よりも元気になっている。だからリラックスできず入眠できない。よって、副交感神経を優勢にさせればいい」というのが不眠症に対する常識だと思います。
そして、グリナについては「グリシンという休息アミノ酸によって、十分な休息を確保できる」とのことなのですが、少しも実感できませんでした。「頭も身体も興奮しっぱなし」という感覚しかなかったです。
もちろん個人差はあるのでしょうが、私にはこれっぽちも合わないみたいです。

 

スムーズに熟睡できる……とのことだったので、迷わずトライアルの6本セットを購入しましたが、全く入眠できません。不眠症は少しも改善されませんでした。
騙された気がしますし、もう絶対に購入しません。30本セットの価格も高過ぎると思いますしね。

 

 

効かない理由は?

 

 

口コミをある程度探してみましたが、

 

「効果がない」という声の方が、「効果がある」という声よりも目立ちました。
これには、率直に言って驚かされました。

 

医薬品ではなく「サプリ」という分類ではあるものの、「機能性表示食品」ですから国の承認も得ています。
それに、あの味の素が製造しているわけですし「効いて当然」くらいに感じていました。

 

「効かない理由」はどこにあるのでしょうか?

 

 

化学的な裏付けが薄い

 

グリナの主役はアミノ酸の一種である「グリシン」です。
食品添加物として利用されているグリシンですが、
実験により、「睡眠をサポートしてくれる」と味の素は考えたようです。

 

ですが、味の素による実験がずさんです。
実験内容は以下の通りです。

 

3グラムのグリシンを11名の対象者に2日間摂取させ、
偽薬も2日間摂取させた。
そして、グリシンを摂取したときの方が、偽薬を摂取したときよりも入眠がスムーズになった。

 

まず、摂取期間がたった2日しかありませんし、
そもそも11名しか対象者がいないのも問題です。
ですから「偶然効いただけでは?」と思われてもおかしくありませんよね。

 

この実験結果だけを見せられて「効くんです」と言われても、
素直に信用できないという方が多い事でしょう。

 

 

一応、グリシンについての学術論文も漁ってみましたが、
「睡眠関連に効く」などと記載されているものはありませんでした。

 

むしろ「グリシンを摂取しても無駄」という記述さえ存在しました。
そのまま引用しても分かりにくいので、かみ砕いて紹介します。

 

「必須アミノ酸は人体が自力では作れないアミノ酸ですから、食べ物などから補う必要があります。ですが、グリシンは非必須アミノ酸なので、人体が自ら作ることが可能。そのため、足りなくなる事はほぼありません」

 

アミノ酸は、身体の中で作られるので、必ずしも食べ物やサプリで補わなくてもいい「非必須アミノ酸」。
身体の中では作られないので、食べ物やサプリで補わなくてはならない「必須アミノ酸」とに分かれています。
そして、グリシンの分類は「非必須アミノ酸」ですから、足りなくなる可能性が非常に低いというわけです。

 

要するに「普通に生活していれば、グリシンは十分摂取できる」という事ですね。

 

実際、グリシンは魚類や肉類などに入っていますし、
食品添加物としても知らず知らずのうちに摂取しています。
ですから、やはり「グリシンが足りないせいで、
眠りのトラブルが起きる」という事はまずないのです。

 

ちなみに私としては、「グリシンを摂取しても意味がない」どころか、
「リスクがあるのでグリシンを摂り過ぎない方がいい」とさえ感じています。

 

こちらの記事→グリナ 副作用

 

 

プラセボ効果で眠れただけなのでは?

 

ただ、グリナが効いたと感じている方もいるわけですし、
絶対に効かないということもないと思います。

 

ですが、いわゆる「プラセボ効果」で眠れただけという方も少なくないはず。

 

 

「偽薬だと知らずに摂取して、実際の薬と同等の効き目を得る」
という現象のことをプラセボ効果と言います。

 

実際、睡眠関連においてはプラセボ効果は出やすいのだとか。

 

メンタル面の理由で、入眠できなくなったり中途覚醒が多くなったりします。
サプリや薬を摂取して「ああ、これで眠れる……」とホッとして、
眠りのトラブルが改善されることも実際にあるようです。

 

例えば、医療機関によっては「睡眠薬を下さい」と言ってくる患者に、
単なるビタミン剤などを出す場合もあるそうです。
これでも眠れる可能性が高く、しかも睡眠薬の副作用を
回避できるわけですから、大いに意味がありますよね。

 

 

そういった部分も加味すれば「少しも意味がない」と
表現するのも間違っているのかもしれません。
それに「グリシンが真っ当に効いて、眠りのトラブルが改善された」という方が
全く存在しないとも言い切れません。

 

ですが、口コミを見ると「効かない」という声の方が目立ちますし、
副作用が出たという事例もあります。

 

こちらの記事→グリナ 副作用

 

 

あまり自信を持っておすすめできる商品ではありません。